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就労継続支援事業所A型・B型の違いと発注方法について解説

就労継続支援サービスとは障害や病気により、一般企業で働くことが困難な人に対して「働く機会」と「能力向上」を目的とした訓練を提供する福祉サービスです。

国が定める障害者総合支援法に基づくサービスのひとつで、障害をもつ人が各々の能力や状態に合わせ「働く」という活動に参加し、自立を目指すためのサポートをします。

就労継続支援には働き方や雇用形態の違うA型とB型、2つのタイプが存在するものの、仕事の発注時にどちらが適正か分からない人も多いのではないでしょうか?

A・Bの違いがよくわからない…

そこで本記事では就労継続支援A型とB型の違いや各事業所へ発注方法について紹介します。

就労継続支援A型・B型の違い

就労継続支援A型・B型事業所の違いについて紹介します。

就労継続支援A型・B型事業所の違い

雇用契約に基づくA型事業所

就労継続支援A型は、雇用契約に基づくため納期・品質への責任が明確な事業所です。

特長雇用契約に基づき一般企業と同等の生産性を確保
民間企業同等に安定したパフォーマンスを期待できる
向いている仕事(一例)Webデザイン 印刷業務全般 データ入力 封入・発送代行 製品の検品 など
契約・支払い業務委託契約または請負契約
賃金構造は発注額に影響

指導員(職員)による徹底した品質管理と納品チェック体制で、品質が高く安定します。

雇用契約を結んでいるため、一定の責任感と納期順守の意識が高い事業所です。

民間企業と同等のスキル・設備をもつ事業所が多数あります!

当工場もA型事業所にあたります。

製造・印刷・福祉用品にかかわることなら、ぜひ当工場へお問合せください。

非雇用型のB型事業所

就労継続支援B型は、訓練する場所に位置づける非雇用型の事業所です。

特長訓練・リハビリの要素が強い
発注の柔軟性が高い
向いている仕事(一例)作業の難易度が低く手作業の多い作業
内職的な単純作業 ノベルティグッズの袋詰め パッケージの折作業 など
契約・支払い業務委託契約
利用者は工賃として報酬を受け取るため、最低賃金の適用義務はない

B型事業所は利用者の体調やペースを優先した、社会参加を可能にするための施設です。

主に小ロット・軽作業に従事し、超短時間雇用という新しいモデルを実現。

業務を明確に切り分けることで、企業の業務効率化に貢献します。

軽作業に特化した事業所です!

当工場もB型事業所を運営しております。

シール貼・封入作業などの軽作業について、困りごとがありましたら、ご相談ください。

就労継続支援事業所に発注する方法

就労継続支援事業所に仕事を発注する方法について紹介します。

就労継続支援事業所に発注する方法

発注内容の整理

発注したい業務をまとめましょう。

品質や納期が優先されるならA型事業所

難易度が低くコストを優先したいならB型事業所、というイメージで良いので、どちらが適正かを決めてください。

決断がむずかしい際は以下を参考にしてください。

項目A型が適正B型が適正
難易度高い低い
作業量多い少ない
納期短納期・または流動性がない長い・調整が可能

事業所の選定とアプローチ

就労継続支援事業所は、地域の自治体窓口や障害者就労支援センター、またはインターネット検索・マッチングサイトを利用するとみつけやすいです。

当法人の関連施設「みやぎセルプ協働受注センター」でもジョブマッチングをしておりますので、参考にしてください。

また、見当がつかない場合は当工場へお問合せください。

面談や条件交渉

発注先の事業所を決めたら、可能なら実際に事業所の見学をおすすめします。

見学の際は以下を確認しましょう。

事業所で確認する項目

  • 主な受注実績 ➡ どのうような企業から請け負っていたか
  • 得意分野 ➡ 発注予定の業務と親和性があるか
  • 作業環境 ➡ 依頼する業務を行うための環境整備やスペースは確保されているか
  • 品質管理体制 ➡ 利用者へどのように作業が伝わっているか
  • 納期遅延時の対応 ➡ 納期が遅れる可能性がある場合の代替え案はあるか
  • 個人情報と取扱い ➡ 情報管理体制や守秘義務の確認

特に作業環境と得意分野、品質管理体制は確認してください。

依頼を考えている仕事が事業所に適さない場合は、他の事業所を検討しましょう。

就労継続支援事業所へ発注するメリットとデメリット

各事業所へ業務を発注する際のメリットとデメリットについて紹介します。

就労継続支援事業所へ発注するメリットとデメリット

【メリット】コスト削減と業務効率の改善

業務内容によりますが、一般企業へ依頼する場合よりも安価に対応できる場合があります。

主にB型事業所になりますが、工賃支払いのため、柔軟な価格対応ができます。

一方A型事業所は雇用契約を結んでいるため、継続した発注が可能です。

安定した労働力を確保したい場合に有効です。

【メリット】企業ブランドの向上

障害のある人の就労機会創出へ直接貢献できるため、企業のCSR(社会的責任)活動としてアピールできます。

社会貢献に積極的な企業として、具体的な支援実績など広報活動をとおしてイメージ向上につながります。

また、SDGsの項目「8.働きがいも経済成長も」「10.人や国の不平等をなくそう」などの目標達成に貢献していることを示せます。

【デメリット】契約・ルールの違い

事業者は利用者の安全と健康を守る義務がありますので、利用者の福祉に反する業務は依頼できません

例えば、危険を伴う作業や極端な重労働、深夜にわたる長時間の作業などが該当します。

発注前に業務内容が事業所の規定や利用所の特性と合致しているか、事業所へ確認してから依頼しましょう。

就労継続支援A型・B型事業によくある質問

A型・B型事業所によくある質問に回答します。

利用者の人はどのような障害を持っていますか?

身体障害、知的障害、精神障害など、さまざまな障害や難病をもつ人が働いています。

A型は比較的安定して働ける人が多く、身体障害を持つ利用者が多い印象です。

B型は統計的に重度の知的障害を持つ人が多く、利用者が安心して働くために設備を整えています。

契約方法はどのように進めますか?

業務委託契約を結びます。

発注内容、納期、単価、支払い条件など取り決めを明記した契約書・または請書を事業所と締結します。

最小ロットは?

事業所によって異なります。

一定の発注量を求める事業所もありますが、少量のトライアルから受け付けている事業所もありますので確認しましょう。

事業内容によってロット数が違いますので、必ず確認してください

A型とB型どちらに発注するのが良いですか?

品質と納期、一定の生産量を求める業務はA型が適しています。

納期がフレキシブルかつ手作業の業務はB型が適しています。

業務量と、業務内容によって依頼する事業所が変わりますので、依頼前に必ず各事業所と相談してください。

A型・B型それぞれにメリット・デメリットがあります!

一般企業と比較して安いですか?

業務内容により異なりますが、B型事業所は工賃を基に単価を設定するため、一般企業より安価に提供できる場合が多いです。

A型事業所でも業務内容が施設の設備と合致すると、安価に提供できる場合があります。

いずれも得意分野によりますので、見積を依頼しましょう。

就労継続支援A型事業所・B型事業所の違いについてまとめ

本記事では就労継続支援事業所A型・B型の違いについて解説しました。

A型・B型・それぞれ得意分野が違うため、発注する際は事業所を確認の上、まずは事業所へ相談しましょう。

当工場においても見学ができますので、気軽に相談してください。

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