「福祉」という言葉が社会において馴染みの薄い昭和30年代に法人創設者である故・福島禎蔵氏は実業家として活躍した後、財界を退かれました。
福島氏が72歳の時に社会的弱者である重度身体障害者の救済、救護を決意。
障害者の社会復帰への理想の場を具現化するために全財産を投じて「共生福祉会」を創設しました。
昭和41年重度身体障害者入所授産施設「西多賀ワークキャンパス(現・仙台ワークキャンパス)」を開園しました。
この施設は作業訓練と生活の場として誕生し、全国各地から100名もの障害のある人たちが集まりました。
施設名の由来は「働きながら学ぶ園」
作業訓練だけでなく、社会的にも自主自立ができるよう支援をしてきましたが、作業工賃だけでは経済的に自立ができませんでした。
そこで障害者を雇用する場として昭和50年に誕生したのが、身体障害者福祉工場である「萩の郷福祉工場」です。
萩の郷福祉工場は、心身に障害があるために一般企業に雇用されにくい人たちに「バリアフリー」の職場環境を提供して生産活動を通じて自主自立を目指す福祉工場です。
ここで働く人たちは社会的な自立を目的として意欲的に過ごしています。
「仕事ができることを喜び、お客様に満足してもらう製品作りやサービスを提供し、社会や地域づくりに貢献する」ために日々努力しています。
事業内容としては印刷事業・製造事業・福祉環境事業・B型事業の活動を独立採算制で経営しています。
「福祉だから」という言葉に甘えることなく民間企業と競合しながら案件を受注。
そのため価格・品質・納期など柔軟な対応力で信頼を得てきました。
私たちはお客様から信頼されることを基本として、健常者と障害者が共に働いています。
最後になりますが、創設者の意思に応えるために法人名の由来である「共に生きる」を基本方針とし、障害者の雇用を守り、萩の郷福祉工場の存続を前提に事業活動に取組んで参ります。
設置主体 | 社会福祉法人共生福祉会 |
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施設種別 | (身体障害者福祉工場) 就労継続支援事業 (A型/定員27名) 就労継続支援事業 (B型/定員13名) |
開設年月日 | 昭和50年4月 |
障害者定員 | 40名 |
敷地面積 | 52,364.00㎡ |
建物面積 | 5,063.81㎡ 管理棟・食堂棟・工場棟(2棟) 居住棟(単身用1棟20世帯・世帯用6棟10世帯) 検査棟・体育館 |
事業内容 |
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その他 | 従業員は、自宅、公営アパート等からの通勤もできます。 工場内居住用アパートに入居した場合は、宿舎費、光熱水道費等は自己負担となります。 |
住所 | 〒982-0804 仙台市太白区鈎取御堂平38 |
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電話番号/FAX | TEL: 022-244-0115 FAX: 022-244-7087 |
URL | https://www.haginosato.or.jp/ |
アクセス |
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